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犬のように

彼からの着信。

「着いたよ」
「すぐ行くから待っててね」

立ち読みしてた雑誌を置いて足早に本屋さんを出る。
髪型は崩れてないだろうか、早足で歩きながらショーウィンドウにうつる自分を確認する。
お化粧も服装も変じゃないかな、可愛いかな。
そんなことばかり考えてると胸がドキドキしてくるけど、同時に嬉しさに自然に笑顔がこぼれてしまう。

ああ、彼に会えるんだ。
その顔や大きな手を思い出すたび身震いするほど恋しい人にもうすぐ会える。
そんな恋しい人が私を待ってくれてる。
それだけで嬉しくて嬉しくて私は今すぐにでも走り出したい衝動に駆られてしまう。
逸る気持ちを抑えながらも早足で、早く早く、一秒でも早く。

人だらけの駅の中。
長い階段の下に、人よりも頭一つ高いあなたの姿を見つける。

ああ、彼だ。
彼があそこで私を待ってる。
私に尻尾はないけれど、きっとあったならちぎれんばかりに振ってるんだろう。

誰より恋しい好きな人。
こちらを振り向いたあなたが少しだけ笑う。
嬉しくてたまらないのにどこか泣きそうな顔で私も笑う。

見えない尻尾を振ってあなたのそばに小走りで駆けていく。
恋しい人、あなたがその手で撫でてくれるなら私は何もいらない。


(昨日は彼が急な仕事で私の地元に来ることになり、急遽お泊りデート。
前会ったときから一週間もたっていなくて、私はただただ嬉しくて。
何だかその気持ちを残しておきたくて書いてみました。)

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